ある日の夕方、突然一本の電話が鳴りました。受話器の向こうからは、「ホームページを見ました!」と若くて元気のいい声が聞こえてきました。用件は、その彼の会社が今度始める事業の為のダイレクトメールを作って欲しいということでした。結局、ダイレクトメールを作ることにはならなかったのですが、その経験からこのサイトの開設に結びつきました。 彼とのやり取りについてはコチラ>>クリックでトップに戻ります!
ノウハウって KNOW HOW て書くんですよね。
まったく何も考えずにチラシを垂れ流している人は、あまりいないと思いますし皆さん一生懸命、本を読んだりセミナーに通われたりして日々勉強されていることと思います。
私もお勧めしたい本でいっぱい納得して即実行に移したりもしました。
けれど実務に全然うまくいかなかったんです。どんどん広告費はかさむし、売り上げは全然ないし、あせるし、眠れないし、などと悪循環になってしまっていました。
このサイトも気合を入れてつくったのはよかったですが、すぐに本業の方へ(一応こちらも本業なんですが・・・)時間をとられて、気づいたら2年も経過していました。
なのになんでまた復活したかというとですね。
なんと HOW が判ったんですよ。 HOWが!
簡単なことなんです。
それは
反響が取れるように考えて実践して改良するだけ
なんですよ。
それも人の意見(広告代理店など)を聞かないでね。
それと小さな会社は、絶対に反響がとれると確信するまでは経費をかけないこと。
もうひとつ大事なことは、目的を間違わないこと。
とくにネット関連の広告代理店(SEO関連やPPC広告代行、制作会社等)の言うことは聞かないでください。
彼らの言っていることは、ほとんど間違いではないですが、今することじゃありません。
「テレビコマーシャル
を出しましょうよ」と言われるとそれは違うなと思いますよね。
でもSEOで1位に表示させますからどうですか?って言われるとじゃお願いしようかなってなりませんか?
あなたの会社の目的はなんですか、検索してもらって1位になることですか?
ちがいますよね。
売り上げを上げることですよね。
ならばあなたが今しなくてはいけないことは売り上げに直結する、しかももっと言えば利益が出る方法を考えることなんですよ。
その為にすることは
ノウハウ どのようにするのかを考えることです。
今までは、考える。やる。考える。やる。の繰り返しだったんです。
これからは、どのようにやるのかを考えて実行する。反響が悪い原因を推理し、改良してやり直す。それを3回繰り返す。
それも予算をかけずにです。折込チラシなら枚数を減らしてテストをしてみるのです。改良を加えて反響があっても広告費とその他の経費を差し引いて利益が残らないのであれば、違う方法を考えるか商品自体を変えるかしないといけません。
あともうひとつ大切なことは、反響があったときにちゃんと準備しておくことが大切です。
資料請求があれば次のステップにつながるように計算した資料をつくっておかなければ、折角高いお金を出して問い合わせがあったのにそれがすべて無駄になる可能性がありますから。
私がそれで失敗した例や今実際にやっている広告などもご紹介します。
あなたには是非そうならないでいただきたいので、あえて恥をさらします。
是非、参考にして下さい。
2008年のことです。当時、新築の住宅、とくにマンションの売れ残りが問題視されていた時でした。
当時の不動産業者の常識として、値引きを大きく出しての販売は、先に購入したかたへの配慮から出来なかったのです。
そこで業界にいる私は、他の商品ならアウトレットや在庫処分などと言う言葉があるのに、不動産だけがないというのもおかしいし、このままでは、マンション業者自体も苦しくなると判断し、新築未入居マンション専門のWEBサイト「MINEW.NET」を立ち上げました。
ワールドビジネスサテライトや大阪の報道番組などからも取材を受け、その時のアクセス結果です。 ↓↓↓
左の方に飛びぬけている山がワールドビジネスサテライトが放送された時、右の小さな山が関西ローカルの方です。
電話だけの数秒間でしたが、やはり全国版ということと新しい情報に敏感なユーザーが多いということもあってこれだけの反響の違いがありました。(訪問者の90%が放送直後から1時間ほどの間でした。)
ちゃんと準備しておけばビジネスに生かしてサイト運営が軌道に乗っていた可能性は十分にありました。
けれど当時の私は、企画はいいけど経営はまったくだめな人間でした。はっきり言って無知だったのです。
サイトをごらんになっていただいてお分かりのように現在は休止中となっております。
当然のことですが、反響があったときの対応方法。売り上げにつながる流れを準備しておくことが非常に大切だということです。
もう一度言いますが、反響をとることが目的ではなく、利益をあげることが目的だということを忘れずにチラシやダイレクトメールを作成してください。
■平成20年4月15日 |
■平成20年5月29日 |
1番目 不動産会社に入社後、初めて担当させてもらった広告です。素人の強みで見逃しがちな地盤調査や地盤改良工事などについて紹介しました。プロが見逃しがちなポイントに意外とお客さんは反応することを実感した広告です。たぶん私が初めて地盤調査のことを広告に取り入れたと思います。(平成11年制作 サイズB3)
2番目 地場の中小不動産会社・工務店が建てる新築住宅向けの販促材料として太陽光発電をセットに企画しました。大容量の太陽光発電システムを搭載すると月々の出費が逆に少なくなるという逆転現象を啓蒙しています。地元の新築業者向けの提案としては画期的なものになるはずです。たぶんこれから普及するはず・・・!?(平成23年制作 サイズA4)
だと思ったのですが・・・
20000枚という少ない数でしたが、これも全然反響がとれませんでした。
チラシはインパクトだけあっても駄目なんだということをあらためて思い知らされました。
なぜ反響がとれなかったのか!
それは広告する時に一番必要なことが抜けていたんです。
その理由はここまで読んでいただいたかたにお礼としてまとめましたので、ついでにご覧ください。
気をつけていただきたいポイントを3つお教えします。
1.ターゲットを絞る
ターゲットといっても誰に売るかなんていうのは当たり前のこととして考えられていると思いますが、ここでいうターゲットを絞るというのは単に属性を分けることではありません。
まずお客さんにどうしてもらいたいかを絞り込むのです。
逆に言うとチラシの目的をどうするかです。
単に商品を売るのであればその商品が欲しいと思っている人にアプローチをしなければいけません。
これは当たり前のことですが、出来ていないことが多いです。
上の太陽光発電付き住宅のチラシもその典型的な失敗例です。
企画や商品に惚れ込むとこういった間違いを犯します。
見込み客を集めるのか商品の注文を受けるのかによってまったくアプローチの仕方が変わります。
あとお客さんがどのような状態にいるかによっても変わります。
その商品がまったく知らない人にアプローチするのか関心がある人にアプローチするのかすでに購入済みの人にアプローチするのかなどです。
一番簡単に売れるのは砂漠で水を売るようにのどが渇いた人に対して水を売ることですが・・・。
2.情報はひとつに絞る
不動産の場合はオープンハウスなどをして来場をしてもらうことを目的にしますが、来場をしてもらいたいと思ったのならそれに特化した内容にすることです。
駄目なのは電話も欲しい、店にも来てもらいたい、売り物件も募集している、などなど
人は情報が多くなればなるほど考えるのが嫌になってNOという反応が起きます。
3.反応率がわかるようにする
どんな媒体を使用してもその費用対効果を測定できないと改善のしようがありません。
広告したのであれば必ずその反響数をとれるようになんらかの仕組みを作ることが必要です。
いきなり売るのか2ステップ、3ステップで最終的に目的の商品を売るのかによっても反響率を把握することは絶対にかかせません。
まずは無料でチラシを診断いたしますので、お気軽にご連絡ください。
TEL.06−6766−6006 山田まで!
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